うつ病の正しい知識

復帰するための基礎体力回復プログラム

基礎体力回復の重要性

休職期間が長くなると、昼夜逆転の生活、生活リズムの崩れ、運動不足、孤独感やおっくう感のため家にひきこもりがちになるなどの症状が原因で、全般的に基礎体力が低下してしまいます。
基礎体力の低下は、就労に様々な弊害をもたらします。

例えば、基礎体力が低下した状態で就労を続けると、一日の就労による疲労を一晩で回復させることができないため、不調をひきずったまま就労を続けることが多くなります。その結果疲労を溜め込むこととなり、仕事を休むことはできないが疲れを取ることもできないというジレンマに陥り、病気を再発してしまうという方が少なくありません。

また、疲れやすさのために毎日の通勤が辛くなってしまうということも考えられます。
基礎体力の回復は職場復帰を果たすために重要な要素です。このため、リワークを実施している機関では必ず基礎体力回復のためのプログラムが盛り込まれています。

基礎体力回復のためのプログラム

基礎体力回復のためのプログラムでは、一般的にウォーキングやストレッチ・ヨガ、数人で体を動かせるようなゲームなどの簡単な運動を行ないます。

定期的に体を動かすことで、休職中の運動不足を解消しながら徐々に体力を回復させることができます。

また、運動を行なうことはうつ病に効く脳内ホルモンの分泌をうながすため、憂鬱な気分の解消にも効果を現すほか、交感神経の緊張が解けることから、睡眠障害の改善にも役立ちます。

基礎体力の回復を図ることは、普段の通勤や就労による疲労を溜め込まない体づくりだけでなく、メンタルヘルス不調の改善にも役立つということです。

プログラム実行のタイミング

回復期に運動を取り入れることは、物事への興味関心や集中力、持続力、決断力といった認知機能にも良い影響を与えますが、疲れが抜けにくい状態の場合は、立て続けに運動を行なわず、十分に休養をとることが必要となります。

リワークプログラムでは、こういったことにも配慮をし、本人や主治医と相談しつつ、職場復帰に必要な基礎体力の回復を図っていきます。

医学界では職場復帰後も継続的に運動を行なえば、病気の再発を予防することができると考えられています。運動を習慣づけるためには、運動を楽しみながら行なうことが大切です。こういった観点からも、リワークにはリハビリ中の方々が楽しんで行なえるようなプログラムが取り入れられています。


ご紹介した以外にも、治療や回復の過程によって注意する点も異なります。詳しくはかかりつけの医師などにご相談ください。


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