うつ病の正しい知識

病気と向きあうための心理教育プログラム

心理教育の3つの目的

心理教育は、病気になってしまったことを再点検し、次へとつなげていくためのプログラムです。 心理教育は主に、以下の3つの目的を持って行なわれます。

  1. うつ病などの精神的な病気に関する知識、薬の効用に関する知識、社会資源についての知識などを深め、症状に対する自己管理力を高めること。
  2. 職場復帰の手順や再発予防に役立てられる対処法を学び、復職準備性を高めること。
  3. 講義に対する理解力や集中力、疲労度などを確認し、どの程度症状が回復しているかを見ること。

病気を知ること

病気を克服して社会復帰を果たすためには、自分がかかってしまった病気の正体を知ることがとても大切になります。

リハビリ中はスタッフや主治医などの専門家が、病気のケアをしてくれますし、問題への対処法を一緒に考えてくれますが、復職後はある程度ストレスに上手に対処し、解決していく必要があります。

この力を身につけないまま職場に復帰してしまうことは、病気の再発の可能性につながります。
病状を回復させ、復職後の再発を防止するためにも、心理教育のプログラムがとても大切になってくるのです。

ストレス・マネジメント

心理教育のプログラムに多く取り入れられているのが、ストレス・マネジメントの練習です。

何らかの対処が必要な状況や変化のことを「ストレス状況」と言いますが、中でも対処が難しい状況においては、人のこころや体は様々な反応を起こします。これを「ストレス反応」と言います。

ストレスを溜め込むと、心身に何らかの症状が生じたり、仕事や生活での活動に支障が出てしまいますが、生きている限りストレスを完全になくすことはできません。

そこでストレスと上手につきあっていく方法(ストレス・マネジメント)を学び、練習をしていきます。

心理教育のプログラム

心理教育のプログラムには、心理教育を何回かに分けて講義として学べるものや、個人や家族での面接、数人でのセッションなどがあります。

内容や回数は、個人や主治医との相談によって決められる部分も多いため、様々なものとなりますが、最終的には病気の回復や再発防止に必要な知識を身につけられるように、実行されていくこととなります。


ご紹介した以外にも、治療や回復の過程によって注意する点も異なります。詳しくはかかりつけの医師などにご相談ください。


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