ご家族の方へ

ご家族の方へ

うつ病になると、ご本人はもとより、ご家族の方もいろいろ大変なことがあると思われます。
ここでは、うつ病で休職されている方のケアに悩まれているご家族の方へ、リワークのご利用方法、休職中の接し方についてご案内しています。

リワークを利用するにあたって

休職直後は、ご本人がゆっくり休養できるよう環境を整えてあげてください。家ではゆっくりできないという方には、ストレスケア病棟もございます。

ある程度病状が安定してきたら、復職準備のためにリワークプログラムに通うことが有効です。
リワークについてはこちら
これは、自宅療養で日常生活に支障がないレベルに回復していても、必ずしも職場で求められる業務遂行能力まで回復しているとは限らないからです。リワークでは、家と職場の中間的な場所として、生活リズムを整え、集団生活に慣れ、職場で必要な能力を回復させるお手伝いをします。再休職しないための予防方法についても、ご一緒に考えていきます。

リワークプログラムをご利用されるにあたっては、主治医の先生にご相談して頂き、治療上復職に向けて活動できる時期かどうかの判断をしたうえで参加していただきます。
当院のリワークデイケアについてはこちら

休職中の接し方

身近な方がうつ病になってどのように接したらいいのか困惑される方も多いと思います。ここではうつ病の方とのご家族の接し方のポイントをいくつかご紹介します。

休んでもらう

うつ病治療の基本は、初期においては服薬と休息だと言われています。休息などの生活スタイルのケアはご家族の方の協力が不可欠です。何もせず一日中布団から出て来られない、きちんと食事を摂れないなど、ご家族からすると不安が募ったりイライラしてしまう事もあると思いますが、これもうつの症状の一つなのです。
気分を晴らすために、外出や運動が良いと考えがちですが、無理に誘うと症状を悪化させることもあります。まずは十分な休息が取れるように見守ることが必要です。


話を聞く

まずは相手の話をじっくり聞きましょう。アドバイスをしたり、無理に原因を突き止めようとしたり、解決方法を焦って探そうとすると状態を悪化させる場合もあります。残念な事実ですが、この病気の初期対処における一番の敵は、周囲の『何とかしてやりたい』という気持ちです。
ご本人にも、現在の自分の状態がわからず、明日の精神状態がどうなるのかもわからないのです。一番不安を感じっているのはご本人です。そういうときは、ただただ、話しを聴き、共感するように心がけましょう。


深刻に受け止め過ぎない

うつ病の方はネガティブにな考えになりやすく、日常の家事などもできなくなる場合も多くあります。状態の良くない日には、ご家族に辛く当たってしまったり、話しかけても会話をしたがらなかったりということもあります。そのような状態で発せられる言葉や態度をストレートに受け止める必要はありません。なぜなら、それは病気の症状によるものだからです。
話を聴き、共感しながらも、深刻にとらえ過ぎてご家族が辛くならないように、適切な距離を心がけましょう。


重要な決断は避け、先送りする

うつ病になると、仕事を辞めたくなったり、離婚を考えたりすることもあります。これはうつ病の症状がそのように思わせていると考えられます。病気中にそのような重要な決断をすることは極力避けましょう。どうしてもせざるを得ない場合も、ぎりぎりまで先送りした方が良いでしょう。


ご自身を大切にして下さい

ご家族が親身に接するあまり、ご家族自身の心身が疲弊してしまうことがよくあります。しかし、それはもっとも良くありません。支える方のメンタルケアはご本人のケアと同じくらい重要です。支える方は、仕事や家事など、普段のライフスタイルを崩さないことを心がけて下さい。



リワークについてのお問い合わせは、ご家族の方からでも結構です。
まずは、お気軽にご連絡ください。