うつ病の正しい知識

オフィス業務におけるうつ病の症状

作業能力の低下

うつ病など、メンタルヘルスが不調に陥ると、作業効率が著しく低下してしまうと言われています。
その原因は主に「集中力の低下」「思考力の分散」「記憶力の低下」「理解力の低下」にあります。
例えば肉体が疲労すると、簡単な動作をするのにも体が重く、疲れを知らないときのようにはスムーズに体を動かすことができなくなってしまいますが、同じようにうつ病では精神が疲弊し、細かいことに集中することや、思考することが難しくなってきます。

症状

集中力の低下

ぼんやりしたりうっかりしてしまうようといった症状です。
文書作成などの簡単な仕事であっても、こなすのが難しくなってきます。
誤字が多くなったり、校正を何度か繰り返してもやはり誤字や脱字がいくつも残っていたりします。

思考力の分散

いろんなことを考えてしまう症状です。
意味も無くあちこち動き回ったり、何を考えているか自分でもよくわからないのに考え込んでいたり、関心ごとがいろんなところに向いてしまって最終的にはなんの目的で自分が考えたり動いたりしていたのかよくわからなくなってしまいます。

記憶力の低下

覚えておくことができないという症状です。
かなり重要な用事であれば数個分は覚えておくことができますが、ちょっと頼まれた用事や、あとまわしにしておいた用事を、あとできちんと思い出して実行するということができなくなります。
メモをして見えるところに貼付けておいても、思い出すためにそれを確認するという行為すら忘れてしまいます。

理解力の低下

物事の意味や内容を理解するのに時間がかかってしまう症状です。
例えば短いセンテンスや、簡単な事柄であっても、一度で理解することが難しくなってしまいます。仮に理解できていたとしても、本当に自分が理解した通りのもので良いのか自信が持てず、何度も何度も確認をするようになります。

作業能力回復のためのプログラム

復職にあたっては、こういった症状を通常の業務に支障が出ない程度にまで回復させる必要があります。このようなプログラムは一般的に「オフィスワーク」と呼ばれ、主に文章読解、要約、計算問題、パソコン作業、各種検定問題など、気軽に取り組めて、達成感を得られやすい課題に取り組みます。

また、疲労感を自覚した場合に休憩を取る、作業配分を行なうなどのセルフコントロールができるよう、調整をしていきます。


ご紹介した以外にも、治療や回復の過程によって注意する点も異なります。詳しくはかかりつけの医師などにご相談ください。


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