うつ病の正しい知識

セルフケアの基礎知識

セルフケアとは?

セルフケアとは、ストレスを感じたとき、自分自身でそのストレスの存在に気付き、それに対処するための知識と方法を身につけて実施することを言います。

セルフケアを行うには、ストレスについての基礎知識を身に付けると同時に、日常生活での工夫を心がけることが大切になります。

しかし、メンタルヘルスの不調によって休職している人は、職場に復帰しても、自分なりの工夫ではなかなか再発を防ぐことができません。

そのためリワークでは、専門家からセルフケアに必要な知識を学んでから職場に復帰できるよう、セルフケアに関するプログラムが設けられています。

ストレスとは

ストレスの原因

ストレスと聞くと、嫌なことばかりを思い浮かべますが、実はうれしいことや楽しいこともストレスの原因になります。そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことをいいます。天候や騒音等の環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩み等の心理的な要因、そして対人関係や仕事の忙しさなどの社会的要因があります。
進学や就職、結婚、出産などは喜ばしい出来事ですが、日常が変化する刺激的なことですから、ストレスの原因になります。

ストレスのサイン

ストレスを受けると、わたしたちは体調だけでなく気持ちまでも不安定になります。大きなストレスになると、食欲が減退したり、落ち着きがなくなったり、眠れなくなったりすることもあります。
これはストレスを感じていることのサインです。このサインに気付くことがセルフケアの第一歩です。

自分をケアする

ストレスのサインには、どんな人にも共通するようなものだけでなく、自分特有のものがあります。こういったサインにも気付き、早いうちからストレスが溜まりすぎないように、休養や気分転換などの処置をとってケアを行うのもセルフケアの1つです。

ストレスをためないように暮らす

ストレスをためないような暮らしを心がけるのも、セルフケアです。
毎日の生活習慣を整え、バランスの取れた食事や良質な睡眠をとり、適度な運動の習慣を維持することで、体だけでなくこころも健康に保つことができます。
セルフケアのプログラムでは健康的な生活リズムを維持する方法だけでなく、ストレスが溜まった時のために、リラックスできる時間のつくりかたや、呼吸法など、日常生活の中で行うことができる気軽な対処法なども学ぶことができます。

柔軟な思考

人はストレスを感じると、物事を固定的に考えてしまう傾向があります。
問題点や良くない点ばかりに注意が行き、そこをどうにかしなければ何も解決できないと信じ込んでしまうのです。こういった思考から抜け出し、柔軟に問題に対処できるような思考法を身に付ければ、ストレスを最小限に抑えながら問題の解決にあたることができます。
セルフケアのプログラムではこのような柔軟な思考を身に付ける方法を教わることもできます。


ご紹介した以外にも、治療や回復の過程によって注意する点も異なります。詳しくはかかりつけの医師などにご相談ください。


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