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「 ご利用者の声 」

東京足立病院リワークプログラムに通って

現在リワークを利用しています。これまでのリワークプログラムを経験して、本当によかったなあと感じています。

以下、その良かったと感じたことを簡単ですが、記してみたいと思います。

1 1週間の生活チェック表の記録について

このチェック表では、自分の行動パターンを週単位で、確認することができます。食事や睡眠、生活の乱れの原因となる要素は何か、気分が乱れる時の行動パターンはなんなのか、そこに気づき、また、スタッフのみなさんのアドバイスをいただきながら、日常生活を律していくことを心がけています。

2 朝の気分チェックの発表について

朝のミーティングで必ず行うこのことは、大変意義深いものだと感じています。自分をスケーリングし、自分を客観的に見て、気分はどうなのか、それをメンバーやスタッフのみなさんにわかるように説明する作業、他のメンバーの気分や自分をどう見ているのか、それらを参考にすることにより、また新たな気づきにつながることもあるかと思います。

3 朝のトレーニングについて

うつ的気分の状態が続けば、思考も遅くなります。このトレーニングの重要なポイントは「早く」ではなく、「正確に」だとわたしは思っています。これを繰り返し行い、記録をつけていくことによって、自分思考力回復にもつながり、自信回復にもなりました。

4 個人ワークについて

最初は資料「うつについて」とアサーションの資料を読みました。資料を全部ではなく、「章」ごとに無理せず読むことによって、それをまとめ、感想を書き、理解を深めることができました。

5 バランサーについて

ゲーム感覚が強いこのソフトは、リワークの入り口にもってこいだと思います。何より、楽しんでできますし、自分の思考の回復にもつながりました。

6 検索修正について

わたしは、これが、大の苦手で、なかなかレベルを上げることができませんでした。辛抱強く、丹念に行った結果、連続テストもクリアできました。このときの喜びは、天に向かってガッツポーズをとりたくなるくらいうれしかったのです。

7 ヨガについて

ヨガを取り入れているリワークは多いですが、担当されている大脇さんがユニークですんなり入り込めました。自分と対話して、ポーズなんか関係ない、という言葉に、そうか、自分と対話しようと思い、とてもリラックスできます。

8 卓球について

勝敗にこだわらず、楽しむ事、また、他のメンバーを応援したりして、コミュニケーションをとって、絆を深めていくこと、そしていい汗をかくことができました。

9 アサーションについて

コミュニケーションの問題は多くの人が悩んでいます。わたしもコミュニケーション不足のところがあり、人と対話するのを避けがちでした。このプログラムでは、コミュニケーションの種類や怒りの感情などをわかりやすく説明されており、自分のコミュニケーションのタイプや行動パターンの気づきを得ることができます。そして、SSTでは、コミュニケーションのロールプレイングを行い、他のメンバーのやり方をみながら工夫していくことができます。

10 グループワークについて

コミュニケーションが苦手という事は、当然グループワークは大の苦手になるということなのか、わたしはこのプログラムも苦手でした。しかし、自分をオープンにし、相手と丁寧にコミュニケーションしていくことによって、実はコミュニケーションは楽しいのだ、と思うようになりました。

11 心理教育、CBTについて

リワークでは基本的な事を教えてくれます。ただ、教えて貰っているだけでは身に付かないので、何度も繰り返し行うことが必要であると感じています。

12 趣味講座について

陶芸や料理など、多種多彩であきませんね。いろいろ経験することによって、趣味の幅が広がり、人とのコミュニケーションも図れました。

13 リワーク相談室について

メンバーが主体となって運営するプログラムで、わたしはこの時間を楽しみにしています。ディベートやお悩み相談、メンバー独自の発案によるコミュニケーションゲームなど、集まるメンバー次第で、様々な企画を立てられます。主体性が身に付きますし、コミュニケーションのやり取り、自己開示、アサーション等、リワークで教わる事柄を全て駆使して、参加するこのプログラムは、復職に一番役立つプログラムであると認識しています。

14 プログラム日誌の記入について

毎回、その日のプログラムの感想や、気付きなどを書くこの作業は、スタッフさんとの心の交流場であると認識しています。最近新しい様式に変わりましたが、少し前に自分が感じていた事や、スタッフさんのコメントなどを見返してみると、今の自分が変わってきたのだなあと感じる事ができます。

15 メンバーとの交流について

実はこの病院のリワークの最大のポイントはここにあるのではないか、と思っています。メンバーの提案した意見を取り入れたり、ディスカッションしてみたり、何気ない会話をしてみたり・・・そうなのです。「仲間」作りをすることこそ、うつ病の回復の最大のポイントだと、今、実感しています。

掲載日:2016年09月13日

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