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「 ご利用者の声 」

本当の自分に失望した ―そして、理解し認めてあげた―

病名ほか
病名:適応障害
発症に至った環境要因:人事異動による環境・業務内容・役割の変化
勤続年数ほか:9年(転職) ※休職回数:1回/休職期間:9ヶ月

リワーク通所までの経緯
休職から2ヶ月半が経過し、心身の疲労感は回復しつつも、元部署へ復職し同じ業務に就くことに対して、不安と恐怖心で一杯になっていました。
そのような私の状態を見た産業医の勧めもあり、リワークに通所することを決めました。

リワーク通所にあたって
RAKUに通うことを決断した当時の私は、すぐに復職しない言い訳としていたのかもしれません。
復職という現実から逃げていたのだと思います。
その反面、少し自己洞察を学べば復職できるだろうと、安易な思い込みと自信を持っていました。

経過
休職以降ずっと、「本当は病気ではなく、ズル休みなのではないか?」という罪悪感と自責感が非常に強く、苦しんでいました。
復職に対する焦りもあり、RAKUに通所し始めた最初の3ヶ月間は、自分のことだけを考え、全く周りが見えていない・見ようとしていない時期だったと思います。
4ヶ月目から役割を任されたことをきっかけに、それ以前とは真逆の思考に。みんなのために何ができるだろうということをいつも考え、自分のことよりも他者を優先するようになっていました。この頃から、何となく自信がつき、いつでも復職できる・復職したいという気持ちが強くなっていました。

しかし、本当の自分を知ったのは6ヶ月目に差し掛かる頃でした。

リワークプログラムで気づいた自分の性格傾向
とあるプログラムと出来事をきっかけに、本当の自分と向き合うことになりました。
自分が知らなかった自分、気付いていたが気付いていないフリをしていたこと、意図的に隠していた自分、感情は出さずに封じ込めることが正しいと考えていた自分。いつからか自分の感情を言えなくなっていた自分……

人生で初めて自分と向き合い真剣に考えたと思います。
大きな驚きと自分に対する失望、不安・悲しみ・混乱の感情が一気に押し寄せ、本当に辛く苦しい数日間でしたが、そこから救い支えてくれたのはRAKUのスタッフの方々と、共に学ぶ仲間たちでした。

リワークRAKUの良いところ
スタッフの皆さんは、びっくりするぐらい一人一人のことを見てくれています。
温かさと厳しさを持ち、真正面から向き合ってくれます。

リワークRAKUへの通所を検討している方へ
誰にとってもベストな選択だと言うつもりはありません。
ですが、私にとってはベストな選択でした。人生において大切な6ヶ月間を過ごしたと思っています。

ひとりで悩まないでください。諦めないでください。
リワークRAKUは皆さんを受け止めてくれる場所だと思っています。

掲載日:2023年07月26日

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