●病名などについて
病名：うつ状態
職種：事務系
発病に至った環境要因：新しい環境での業務負担と時間外勤務

●リワーク通所を決めたきっかけ
3ヶ月間、病気休暇を取得し休養していましたが、精神的に不安定な部分が多く残っていたため、産業医からリワーク通所を勧められました。リワークRAKUに決めたのは、会社内にリワークRAKUに通所し復職した方がいるという実績を産業医から聞き安心感を覚えたからです。

●リワークRAKUに通所して
始めの頃は通所するだけで心身共に疲労があり、「本当に復職のためになるのか」「自分と世代が離れている方が多い中に馴染めるのか」と不安な気持ちを持っていました。
しかし、プログラムに参加していく中で自分の特性や疲労への対処方法を知り、復職後の仕事の取り組み方を考える事が出来ました。また、私が苦手としていた自分の意見の伝え方を学び、リワーク内で練習することが出来ました。「言ってはいけないことはない」とリワークで知り、私の意見を受け止めてくれる人が多くいたことが大きなポイントだったと思います。
世代の離れに関しても、離れているからこそ異なる考え方や見方を知り、自分の視野を広げることが出来ました。
病気に関しても、回復までの経過や薬の種類、職場への情報提供の大切さ等、沢山の知識を得るとともに、病気に向き合うことの重要性を知る事が出来ました。
始めはリワークRAKUに対して信頼することが困難でしたが、私に対して真摯に向き合い声掛けを行っていただけたことにより徐々に信頼することが出来るようになり、今では実家のような安心感があります。

●リワークRAKUの良いところ
【自分と向き合うことが出来ること、温かい手がすぐに側にあること。】
自分と向き合うことは困難です。時には辛くなることもあるかもしれません。
しかし、今後の人生においてとても大事なことを1つずつ丁寧に行っていくことが出来ます。
そして、辛い時にはスタッフの方や仲間が温かい手を差し伸べてくれます。
真正面から向き合い、ただの慰めではない本当に必要な温かい言葉をかけていただけます。
同じ苦しみを味わった当事者にしか分かりえない苦しみも共有することが出来ます。

●リワークRAKUへの通所を検討している方へ
不安や焦り、怒りの感情があるかもしれません。電話やメールすることが億劫かもしれません。
ですが、１歩足を踏み出して欲しいと思います。
勇気をもって出したその大きな１歩が、未来のあなたにとって大切な１歩だったと言えると思います。