リワーク RAKUに通所することで、病気の治療、リハビリ以外にも「自分の人生をラクにしてくれる」きっかけを得ることができました。
1つ目のきっかけは、自分の承認欲求との向き合い方の変化です。リワークに通所し始めた当初は、「他のメンバーさんより優れていて認められなければならない」と考えており、なかなかメンバーさん達の集団に入って行けず、それが辛くてリワークに行きたくない日々が続いていました。
そのような日々を通して、自分は、「自分は人より優れていないと、存在価値がない」という認知(考え)を持っていることに気づきました。
その認知に気づいてからは、【人から褒められたり評価されたりしても、逆に非難や否定をされても、自分の存在価値は全く変わらない(人にはただただ価値がある)】という認知にシフトさせることを意識し、徐々に肩の力が抜けて、集団になじめるようになりました。
2つ目のきっかけは、自分の性格傾向(タイプ)についての認識の変化です。休職する前は、「先頭に立つハイペースで派手な人」になることを目指していました。これは、就職活動を通して、企業に採用されるためには、「勝利にこだわり、先頭に立ってバリバリ仕事をしていく人物にならなければいけない」と感じたためです。
しかし、実際の私はそういうタイプではありませんでした。リワークのスタッフさんからの評価やコミュニケーションタイプ診断(類人猿診断、HSP 診断、クレペリン検査)などを通して、本来の自分は、「先頭に立つハイペースで派手な人」ではなく、「コツコツと丁寧、確かで頼できる人」であることに気づきました。
実際の私は、自分がこれまで目指していたタイプとは違いましたが、「コツコツと丁寧」という自分本来の姿を自己認識して、少しずつ「こんな自分もいいな」と思えるようになりました。自己認識と他者認識のずれを埋められたので、背伸びしなくてよくなり、人間関係がラクになりました。今では、私のようなタイプも組織に必要だと思えるようになりました。 以上のように、リワーク RAKUでの活動は、病気の治療、リハビリのプログラムだけでなく、「自分の人生をラクにしてくれる」きっかけをたくさん与えてくれます。リワーク RAKUには、人間的な成長もサポートしていただき、大変感謝しています。
掲載日:2025年10月03日