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「 ご利用者の声 」

うつは自分で治す

 私がリワークRAKUを利用するのは2回目です。1回目は数年前うつ病を患い、休職して自宅療養をしていてもなかかなか快方に向かわず、主治医の先生にリワークRAKUへ通所してみたら?とすすめられたのがきっかけです。約6か月間通所し体調もメキメキと回復し、無事、職場復帰することができました。その後、2年間は順調に仕事を続けていたのですが、昨年の8月頃から、抑うつ感、倦怠感、億劫感がひどくなり、再度治療のため休職することとなりました。

 今回も自宅療養しても快方に向かわず、どうしたものかと思っていたところ、妻から「北千住のリワークに通えるようお願いしてみたら?前回のように良くなるかもしれないよ」とすすめられました。勇気を出してリワークRAKUへ電話をしたところ、受け入れてくださるということで、2回目の通所となりました。

うつは自分で治す
 今回の通所で初めに教わったのは、うつは自分で治すということでした。リワークでのプログラムに主体的に取り組み、うつは自分で治すという姿勢で取り組むことが大切だということです。

 現在、私は、おかげさまで体調は良くなって安定していますが、振り返ってみると、メンタルの不調というのは、詰まるところ、運動不足、睡眠不足、栄養不足、体の疲れ、時間の使い方など、生活の基盤が整っていないことが原因として大きく、これらを見直すことが肝要だと思っています。

双極症Ⅱ型
 1回目の通所時は、うつ病と診断されていましたが、今回は、双極症Ⅱ型と診断を受けています。これは、長い「うつ」の間に、短い「躁(そう)=気分が高揚する」状態があるのが特徴ですが、この「躁(そう)」状態を確認しない限り、双極症であると正しく診断できないのが特徴です。昨年、休職をする前は、気分が高揚していて、日常の予定をめいっぱい入れたり、散財をしたりしていて、その後、強いうつの症状が出始めたのでした。

 今回は、双極症に関わる講義をしてもらったり、同じような症状の利用者さんと集まってミーティングができたり、振り返りを聞くことができたりと、症状についての理解を深め、今後どのようなことに気をつけたらよいか、チェックリストを用意し、再発に備えることができました。

人と接する、移動する
 リワークには様々な利用者さんが通所していて、日々、コミュニケーションをとっています。私にとっては、自宅においてひとりで(家族含め)療養しているのではなく、積極的に外に出てリワークでいろいろな皆さんと交流できたことが、体調改善に大きく役に立ったと思います。プログラムの中で、『煮詰まって苦しい時はとにかく移動しろ、1メートルでもいいから移動しろ』というお話を聞くことができ、いまでは全くその通りだと感じ実践しています。

一日の振り返り
 一日の終わりに、日々の生活、及びリワークプログラムやスタッフさんや利用者さんとの交流等について、気づき・振り返りを記録するようになっています。今回、この文章を書くにあたり半年間の記録を読み返しました。プログラムの中で得た気づきや、利用者さんとの交流、またプログラム以外でスタッフさんにさらさらっと耳打ちされて大きな気づきを得たことなどが蓄積されていました。忘れていたこともあり、思い出して驚くこともありました。一日の振り返りをして本当に良かったです。宝の山です。

これから
 おかげさまで、体調も良くなりましたので、この状態を維持していけるよう心がけたいと思います。それには、プログラムで学んだこと、日々の振り返り、症状チェックリストなどを活用したいと思います。

掲載日:2025年10月03日

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