卒業生の声うつになった私を受け入れられました
私は今回、3回目の休職でした。
今回の休職に至った経緯は、会社の合併による職場環境や人間関係の変化によるものでした。
日々のストレスは小さいものでしたが、気が付かないうちにストレスを溜め込んでしまっていたようで、祖母の死をきっかけに会社に行けなくなってしまいました。
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今回の休職に至った経緯は、会社の合併による職場環境や人間関係の変化によるものでした。
日々のストレスは小さいものでしたが、気が付かないうちにストレスを溜め込んでしまっていたようで、祖母の死をきっかけに会社に行けなくなってしまいました。
続きを読む【発症までの経緯】
2018年4月、現在の会社に新卒で入社。過労、(自分は被害者ではないが)部内のハラスメント、自身の性格的な要因が重なり、徐々に働くことが辛くなってくる。「鬱々とした思考」「希死念慮」「集中できない」「頭が働かない」などの症状が顕著になり、精神科を受診。2019年11月に「うつ病」と診断を受ける。その後も何とか業務を続けていたが、約半年後に限界を迎え、2020年5月から休職することになった。
主治医の勧めもあり、2020年11月からリワークに参加。週に2日からスタートする。徐々に参加日数を増やしていき、2021年3月から週5日での参加となる。同年6月に卒業した。
【発症までの経緯】
2018年夏に祖母を亡くした時、大きな喪失感から、不眠・耳鳴りといった症状に見舞われました。しかし、当時は「自律神経が疲れている」と医師から告げられただけで、特別な治療は受けず、症状自体も時間が経つにつれ緩和していきました。
その後、転職をし、新しい仕事にやりがいと楽しみを見出す一方、慣れない業務は思うようにいかないことも多く、徐々に自信を喪失していきました。それでも、時間とともに任される業務量が増加し、負荷は大きくなっていきます。そして、追い討ちをかけるように、新型コロナウイルスの流行が始まりました。
仕事で頑張りすぎてしまい休職し、復帰後の再休職防止を目的に利用させていただきました。
プログラムを通じて、仕事に取り組める状態まで体調を整えるとともに、「何が休職の原因につながっていたのか」「この先自分がどうしていくべきか」について自分なりの答えを出し、自信を持って復職することができました。
通所のきっかけ…
社内でのパワハラとストレスで1年半休職していました。
心療内科に通院し投薬して、体調が回復しました。すぐの復職も考えましたが、長い間引きこもって生活していたため体力不足を感じていました。また、休職中は家族しか話し相手がいないため、復職して社内の人とのコミュニケーションが取れるか不安でした。生活リズムが整ってなく、心と体の準備不足も感じていました。
私にとって「リワーク三叉路」との出会いは決して偶然でなく必然でした。
家族の死をきっかけに睡眠障害になりました。その後、会社で上司との軋轢、オーバーワークによりうつ病を発症し休職となりました。
休職してからの数か月は、自宅で起き上がれない、誰とも話したくない状態がしばらく続きました。
そのうち起き上がって少しずつですが動けるようになった時、心療内科の主治医より『リワーク』通所を勧められました。
主治医から勧められたリワークは、新型ウィルス感染症禍の中で現在は受入停止していると言われ、インターネットで検索してここの『リワークプログラムRAKU』にたどり着きました。
【1度目の発病からリワークに通うまで】
私はうつ病での休職を3回繰り返したのち、2021年1月上旬に復職しました。
最初に休職したのは社会人2年目の夏。新卒から人事総務部という部署に配属され、労務や庶務、新卒採用、稟議書や契約書の管理など、たくさんの仕事に追われ、日々忙しく過ごしていました。女性社員は事務職の人が大半の会社で総合職として採用されたことで、周りからの期待やプレッシャーに応えようと、自分のキャパ以上の仕事を必死にこなしていました。家に帰っても仕事のことで頭がいっぱいで、疲れているのに眠れない日々が続きました。
約4ヶ月間、リワークでお世話になった。一般的にリワークは、プログラムの内容や回復度にもよるが、6か月~1年程度通うことが望ましいとされている。復職期限との兼ね合いもあって、長期にわたる利用が難しかったが、無事に終了し、復職することができた。
私は休職・復職を何度も繰り返しており、今回の休職で3回目だ。会社からは復職にあたって、リワークプログラムを受けるよう、指示があった。どのリワークに行くかは、自分で決めてよいが、当たりはずれがあるので、プログラムの内容をしっかり把握し、慎重に決めてほしいと会社から言われていた。運良く私は、当たりを引いた。
~うつの治療とリワークの関係~
うつは「心の病気」であり、「脳の機能障害」とも言われている。実際、医学的にはそういう表現が適切なのだろう。ただ、私は10年間この心の病気と格闘してきた結果、うつ(特に長引いたり繰り返したりするもの)は「心の大けが」という捉え方がしっくりくるように思う。
「病気」と捉えるか、「けが」と捉えるか、そのことがなぜ重要なのか。私は、リワークを通じた自分自身の回復の過程を体験する中で、その捉え方を共有できればと思ったのである。
女性 / 40代
私は、異動してすぐにあまりの業務量の多さで過労により体調を崩し、休職することになりました。リワークに来て、今までの自分と向き合い、自分の働き方を考えていく中で、「人からどう思われるのか」や「人からの評価」を考えるより、自分を大切にして、自分軸を持って生活していく事の大切さを学ぶことができました。